今回は、マルイグロックシリーズの中でも初期の製品であるG26をカスタムしていきます。
定番のトリガーのコッキングインジケーターのライブ化と、古い設計のモデルなのでブローバックの作動性アップをはかるためブリーチの交換、トリガーやフロントサイト、リアサイトなどの外装パーツの交換、それとグリップフレームにステップリング加工をやっていきたいと思います。
アルミブリーチ交換
さっそく、アルミブリーチから交換していきます。
GUADERのライトウェイトブリーチは20gくらいしかないので、ノーマル51gから大幅に軽量化してブローバックスピードが向上します。
テイクダウンをして、ブリーチを外していきます。
ブリーチをGUADERのライトウェイトブリーチに交換します。手にとってノーマルの亜鉛ダイキャスト製と比べれば、ハッキリ分かるくらい軽くなりました。
実射性能はグロック19カスタムの方でも実証済みなので、安心安定の性能です。
コッキングインジケーターのライブ化
次にコッキングインジケーターのライブ化をやっていきます。
フレームからハンマーハウジングを取り出します。ノッカーロックスプリングを飛ばさないように、注意してください。(毎回、よく飛ばすんでw)
GUARDER強化スチールハンマーハウジング&ハンマーセット グロックG26/G27用を使ってコッキングインジケーターの再現をします。
GUARDER製はオールスチールで各パーツが組み込まれている状態でした。ハンマースプリングがノーマルよりも硬い物が付いていました。
左側がノーマルで右側がGAURDER製です。GUADERのハウジングの赤丸のところにL字型の切れ込みがあり、この部分でハンマーダウン時にトリガーの位置を前進させないようにする仕組みになってます。(ハウジングの形状はグロック17と一緒です。)
GUARDERのハンマースプリングが硬いので、ノーマルのスプリングと入れ替えます。
ハンマーハウジングを分解して、ハンマースプリングを交換します。
左側がGUARDERのスプリングで右側はノーマルスプリングです、引っ掛かりの突起のところの角度が全然違います。
ノッカーロックスプリングも硬さが違うので、右側のノーマルと交換しておきました。ノッカーロックスプリングは作動にあまり関係無いのではと思っていたのですが、VFCのグロックを調整した時にかなりスライドの引きに効果が有ったので交換しておきました。
ハンマースプリングを交換する時の最難関はハンマースプリングピンを入れる時だと思うのですが、このようにピンと同じくらいの六角レンチなどを先に通しておき、ピンをゆっくりと六角レンチで調整して入れていきます。
この六角レンチをガイド代わりに使う組み立て方をマスターすれば、他の部分の組み立てにも役立つので覚えておくと便利です。
逆手順で組み立てて完成です。
ハンマーダウンとコッキングした時とでトリガー位置が変わるようになりました。ハンマーハウジングをグロック17と同様の物に交換することでコッキングインジケーターがライブになります。(画像がステップリング加工後のものになってます。)
この機能が有るとリアル感が全然違いますね。(最近のグロックは当たり前に付いてますが。)
ステップリング加工
続いてフレームにステップリング加工をしています。
必要なのは、半田ごてです。安い物で大丈夫です。
半田ごてのこて先は、今回は一番細い物を使用しています。
ステップリング加工をする部分を鉛筆などで書き、その線に沿って半田ごてを押し付けていきます。
外周をトレースできたら、後はひたすらに半田ごてを押し当てドットで埋めていきます。
今回は、小さなドットだったので斜めに埋めていきました。(ランダムに埋めていっても大丈夫です。)
AGENCY ARMS風のステップリングにしてみました。トリガーはグロック19TTIのカスタムに使ったCOWCOWのトリガーセフティーが余ってたので、グロック19のノーマルトリガーに移植して使ってみました。(トリガーセフティーが幅広なため、ノーマルトリガーの方をかなり削りました。)
フロントサイト、リアサイト取り付け
COWCOWテクノロジーのリアサイトと集光アクリルフロントサイトです。
フロントサイトの方はレッドとグリーンのアクリル棒が付属していたので、今回はグリーンを使うことにしました。リアサイトは反射防止のセレーションが入ってます。
フロントサイトとリアサイトを外してCOWCOWのサイトに付け替えます。
加工無しで取り付け可能です。
マルイのグロックの初期モデルとは思えない外観と、ブローバック作動に変身しました。w
以上でグロック26カスタムは完成となりました。
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