UMAREX/KWAからベレッタ社のサブマシンガンPMXがGBBガスガンで発売されたので、ちょっと遅れですが購入することにしました。
モデル元のPMXは法執行機関向けに2018年頃から製造を開始、ベレッタM12を踏襲した汎用性に優れた設計とポリマーとアルミによる長期戦向きの軽量仕様で、イタリアの国家憲兵隊やサウジアラビアの王室警備隊などで採用されているそうです。
発売当初はあまり興味がなかったのですが、なんか懐かしい感じのシルエットが気になり始め価格の方も手頃だったので買ってしまいました。
早速作動確認をやりながら、カスタム調整をやっていきたいと思います。

ベレッタ最新のサブマシンガンですが、オーソドックスなシルエットです。
外装は実銃同様にポリマー製のボディーでフォールディングストック付きになっています。

正規ライセンス品なので刻印類もしっかりと入っています。

アッパーとロアレシーバーはアウターバレル基部のテイクダウンピンを抜くと分離できます。

アッパーレシーバーの後部のエンドキャップを外すとボルトキャリアが抜けます。

リコイルスプリングを外します。

ボルトキャリアを抜きます。

アウターバレル基部の2本のネジでチャンバーブロックが固定されています。

ネジを外すとチャンバーブロックが後方にインナーバレルと一緒に抜けます。

ホップチャンバーを分解していきます。

残念ながらマルイ準拠のインナーバレルでは有りませんでした。画像のようにホップ窓の両サイドにホップパッキンの回転止めのスリットが入っていました。(マルイの場合は真下にスリットが入っています。)
ということでホップパッキンはマルイタイプの物はそのままでは使えません。

ホップシステムは押しゴム式でゴムパイプでホップパッキンを押さえる仕組みだったので、メイプルリーフの押しゴムに交換しておきました。

それとノーマルのリコイルスプリングが弱くボルトの閉鎖不良が発生していたので、上の画像のようにゴムバッファーとハンドガン用のリコイルスプリングをカットしてガイドに挿入して、リコイルスプリングのテンションを強めるのと同時に若干ショートストロークにもなるようにカスタムしておきました。

もう一点気になるところはマズルが樹脂製でおまけに12mm正ネジ仕様になっているので、一般的な14mm逆ネジ仕様のアクセサリーは使えません。
サプレッサーを付けたかったので、14mm逆ネジにアダプターで変換するか数少ないですが12mm正ネジ仕様のアクセサリーを使用しなくてはなりません。

私の場合MP7のマズルが12mm正ネジ仕様だということを思い出したので、MP7のフラッシュハイダーとサプレッサーを使う事にしました。w (インナーバレルを1cmほどカットしてハイダーを取り付けることが出来ました)

一応MP7のサプレッサーなので、刻印類は9mm仕様にはなっていないので塗装をやり直しておきました。
作動の方もリコイルスプリングのカスタムのおかげで、セミオートのきれとフルオートのサイクルアップにより反動は少ないものの撃ちごたえは抜群になりました。w
ご参考になれば幸いです。
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