今回はVectorOptics Forester GEN2のスコープをレヴューしていきます。
VectorOpticsというと低価格で品質の良い光学機器を発売しているメーカーですが、このスコープは以前から発売されていたForesterの第二世代にあたるバージョンになります。初代のForesterも非常に評判の良いスコープだったので、GEN2となったこのモデルも期待がもてます。
スペック
倍率 | 1~5倍率 |
対物レンズ径 | 24mm |
接眼レンズ径 | 33mm |
瞳径 | 16.0-5.2mm |
光学コーティング | フルマルチコーティング |
73.3-19.9フィート@100ヤード | |
アイレリーフ | 115-95mm |
長さ | 260mm |
重量 | 425g |
ゼロイン調整単位 | 1/2MOA |
ゼロイン調整範囲 | ±60MOA |
視差設定 | 50m |
レティクル | ガラスエッチングVFD-2 |
カラー | ブラックマット |
明るさ調整 | 11段階 |
バッテリー | CR2032 |
耐衝撃性 | 750G |
素材 | 6061-T6アルミ合金 |
初代から改良された点は3箇所です。
スルーレバーがついて素早く倍率変更が可能になりました。
ゼロインする時に調整ダイアルのロック機構が追加されて不意にずれることがなくなりました。
コーティングが向上し、レンズの明るさがアップしてます。
実際に覗いてみて
写真では分かりにくいのですが、実際に覗いた感じはレンズの縁はかなり薄く画像も明るく鮮明です。倍率の変更はすこし硬さがある物のレバーが付いてることでスムーズに変更できます。
倍率を上げていくとしっかりとアイレリーフを安定させないと像がケラれてしまいますが、3倍率くらいまではかなりラフに覗いても大丈夫です。
レティクルはクロスヘアーに中心の部分がレッドに点灯します。炎天下ではイルミネーションをつけていても、確認しずらいです。室内などちょっと暗めの場所では、効果がありそうですがレティクルがMILドットならなお良かったかと。
実戦投入
サバイバルゲームで使ってみての感想ですが、CQBエリアなどの接近戦では低倍率にしイルミネーションを点灯させてドットサイトのように使い、また屋外フィールドなどでは高倍率に変更してスナイパーとして立ち回ることができました。。
ご存知のようにサバイバルゲームでは屋外フィールドからいきなりCQBエリアに突入することがよくあるので、今回倍率変更のレバーが追加されたことによりそれらがスムーズにできるようになり、使いがってがすごく良かったです。
それと、ゼロイン調整もダイアルを引っ張ってロックを解除して終わったら押し込んでロックするだけなので簡単に調整できてゲーム中でも大丈夫でした。(調整ダイアルが蓋付きのものだとこうはいきません)
参考までにサバイバルゲームで被弾するのが嫌だったのでポリカーボネートのレンズ保護カバーを付けました。
まとめ
VectorOptics Forester GEN2 ショートスコープですが、レンズも明るく鮮明でアイレリーフも長いので非常に使いやすいうえ価格帯も1万円台とリーズナブルでサバイバルゲームで使うには充分の性能がありました。
また、質感や操作性も初代と比べて進化しており流行りのショートスコープ市場でも人気のでる商品になってるのではと思います。スコープの購入を検討されていましたら候補にいれてみてはいかがでしょうか。
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