最近、夏が近いこともあって長物ガスブローバックガンのレヴューが増えてきました。それも、WE TECHの製品が続いてますね、WE TECHに特別な思い入れは無いのですがやっぱり長物ガスブローバックガンとしては他社のものよりも安価で作動の方も海外製としてはそこそこ動きますんで、つい手が出てしまいます。
今日ご紹介するのはWE TECHのPDW10インチバレルのタンカラーモデルになります。この商品は新品箱だしの物では有りませんので各部のパーツが純正から変更されている場合もありますので、ご了承ください。
ブログをアップするにあたってWE TECH PDWのサーチをしてみたんですが、結構古いレヴュー記事が多かったしチャンバー周りの解説が少なかったので、ちょうどチャンバーパッキンの交換をしようと思っていたので、ついでにアップすることにしました。
それでは、レヴューしていきたいと思います。
スペック
全長 | 480/720mm |
重量 | 2465g |
インナーバレル長 | 275mm |
装弾数 | 30発 |
ホップアップ | 可変タイプ |
発射モード | セミオート、フルオート |
パワーソース | フロン134a、フロン152aガス |
外観
光学機器など満載の状態です参考程度に、刻印なども現行モデルとは違っているかもしれません?
アッパー、ロアレシーバーともにアルミ製でハンドガード部分も一体型なので剛性もしっかりしています。
フラッシュハイダー、アウターバレルはスチール製です。
ストックはボタンを押して折りたたむことができます。
エジェクションポートは実銃は6X35mm弾なのでポートのサイズもM4系よりも小さくなってます。
マガジンはPDW専用もあるのですが、M4マガジンが使え専用マガジンよりもこちらのほうが調子がいいようです。
内部メカ
テイクダウンはロアレシーバーの後部のピンを抜いてできます。M4と変わりません。
トリガー、ハンマー周りはM4と一緒のメカニズムのようです。
ボルト、チャージングハンドル、リコイルスプリングです。シリンダーはGEN3になって18.67mmにボアアップされてます。
マガジンハウジングの前の六角ネジ2本を取るとアウターバレルが外せます。バレルナットは前方のほうが長いネジになっているので注意してください。
ネジを外すとアウターバレルとガスチューブが外せます。
ホップアップチャンバーユニットです。ホップアップの調整は画像左側のリングを回すことでできます。分解しなくてもボルトを後退させてエジェクションポートから指で調整できます。反時計回りに回すとホップが強くかかります。
ブロックの中央のプラスネジを緩めると、インナーバレルが取り出せます。
ホップチャンバーの真ん中のプラスネジを外して分解します。
ホップダイヤルとホップレバーがあります。ホップレバーの先には押しゴムが付いていました。ホップパッキンを東京マルイのガスブローバックガン用のものに交換しておきました。
逆手順で組み上げて完了です。
実射
マルイバイオBB弾0.2g、気温28℃、適正ホップ、XCORTECH3200MK3で計測。
1回目 | 85.67m |
2回目 | 84.78m |
3回目 | 83.45m |
4回目 | 83.33m |
5回目 | 82.12m |
ちょうど、良いくらいの初速ですね。
グルーピングは7mから撃って5cmくらいになりました。パッキンを変えたばかりなので、もう少し撃ちこむとさらに良くなるのではと思います。
まとめ
WE TECH PDWですが、撃ってみて思ったのですが先日レヴューをしたHK416Cと比較してブローバックの重さは負けていますが、ブローバックスピードはかなり早く比較的軽量なボルトのおかげもあって、フルオートでもかなりのハイサイクルで連射できます。
グルーピングもたまにフライヤー気味の弾もでますが、充分に実用上問題のないレベルでまとまっています。
銃本体も2500gほどと軽量なため、サバイバルゲームにはPDWのほうがより実践的かもしれません。この夏の間に一度サバイバルゲームで使ってみたいと思っています。
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