私自身よくエアガンをカスタムしているのですが、時々パーツの組み合わせの悪い時などに動作不良が起きる場合が有り、原因がハッキリ分からない時がありました。
スライドを社外品に交換した時、手でスライドを動かしてみて動きが悪い場合などは摺り合わせをして調整するのですが、スライドがスムーズに動くようになってもガスで動作させると動作不良が起きる場合が有ります。
その中の一例にブローバックが弱くなる、またはトリガーを引くと生ガスが噴き出るなどの症状に見舞われる事が有りました。
その原因の一つにマガジンのガスルートパッキンの高さが合わなかった為(密着不良)に起きる時が有ります。
明らかにシリンダー側の形状とガスルートパッキンの接触面の形状が違う場合を除いて、ガスルートパッキンの交換はしませんでしたが、接触面の形状が同じでも微妙に接触面の密着具合で動作不良が起きる場合も有る事に気付きました。
よく有る他社マガジンの流用の時に起きる動作不良も、ガスルートパッキンの密着具合で起きている場合が多いと思います。

マルイのグロックをCarbon8のCO2マガジンで動かそうとした所、動作不良が起こりました。
原因としてマガジン自体を下から少し押し気味で作動させると普通にブローバックするので、ガスルートパッキンの密着不良が原因だと思われたので調整していくことにしました。

CO2化するためにブローバックユニットをWEのグロック用を選択したので、ガスルートパッキンの接触面は平なタイプです。(Carbon8のマガジンリップも平なタイプだったので)


シムを入れてパッキンの高さを調整しました。

最初はノーマルのマガジンで動作させた場合ガスが噴き出てたのですが、ガスルートパッキンの高さ調整が行うとCO2らしい鋭いブローバックになりました。(今回はCO2を使うのでゴムの硬度は70を選択しました。)
今までノーマルマガジン以外のメーカーの物を使った場合、なんかブローバックが弱く感じる事とかが有ったのですが大体はガスルートパッキンの高さが微妙に違っていたんだと思われます。
社外品のマガジンを使ってみて何か調子が悪いなぁと感じる場合、ガスルートパッキンの高さを調整をしてみてはいかがでしょうか。

ご参考になれば幸いです。
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