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KSC AK74M 初速調整(インナーバレルカット)




前回レヴューしたKSC AK74Mなんですが、この夏の猛暑の中では初速の方が微妙に高い時が有ったので、安心して使えるように初速調整をしていきたいと思います。

KSCの長物ガスブローバックガンは結構初速の高い物が多いみたいで、特に夏場は気を付けて初速管理を行わないといけないみたいです。

初速調整にはローディングノズル側(フローバルブ等)で行う方法と、単純にインナーバレルをカットする方法が有りますが、今回は取りあえずインナーバレルのカットをして初速の落ち具合を見ていいきたいと思います。

早速分解していきます。

通常分解をしてアウターバレルとレシーバーを分離します。

アウターバレルを留めているピンを抜くのですが、先にチャンバー上の方に抜け止めのイモネジが入っているので抜いておきます。 私は最初気付かずに、おもいっきりピンポンチをハンマーで叩き抜こうとしてしまいました。w

このイモネジは1.27mmの六角レンチのサイズなので、通常の六角レンチのセットには無いので注意してください。(よく売っている六角レンチのセットは一番小さなサイズが1.5mmだと思います。)

ピンを抜いて、写真を撮り損ねたのですがレシーバー前にあるプラスネジ2本を外したら、チャンバーごと前方に引き抜けます。

チャンバーを固定しているイモネジを外してチャンバーをアウターバレルから抜きます。

インナーバレルは218mmで、先端部分にブレ止めのOリングが付いています。

左右からチャンバーを固定しているイモネジを外します。(このイモネジも1.27mmのサイズです。)

ホップチャンバー前のクリップを外すと分解できます。

チャンバーパッキンを押す小さな金属部品が入っているので、無くさないように注意してください。

ホップパッキンには押ゴムの役目をする、小さなゴムパーツが付いています。

インナーバレルのホップ窓はブリッジの付いているタイプですが、専用のパッキンしか使えないようです。

インナーバレルのチャンバー側は直径が細く加工されていて、マルイタイプのパッキンはガバガバです。

パイプカッターでインナーバレルを7cmほどカットします。

インナーバレルはカットして152mmになりました。

インナーバレル先端部分は面取り加工しておきます。

チャンバーを組み立てていきます。

チャンバーをアウターバレルに入れて、逆手順で組み立てていきます。

今回インナーバレルを66mmカットしたことになったのですが、初速の方は8m/sほどダウンしました。

ガスブローバックガンの場合、マガジン温度によって初速の変化があるので、なるべく夏場の気温を想定した初速のセッティングが必要かと思います。

今回はインナーバレルのカットのみの加工をしましたが、KSCのSISTEM7に対応しているNPASがRA-TECHから発売されているようなので、次回にでも試してみたいと思ってます。

皆さんのご参考になれば幸いです。

4件のコメント

バレルカットとは無関係なのですが・・・。
KSCのAK対応パッキンが見当たらないため他で代用を考えています。代用可能な製品をご存知でしたら教えて頂きたいです・・・。

コメントありがとうございます。KSCのAKシリーズはホップパッキンが社外品では無いのではと
思います。
私の場合も色々とチャンバー含めて探したのですが、KSCの他のは見かける事が有るのですが
AKの物は見つけることができませんでした。
お力になれずにすみません。

お返事ありがとうございます。
自分のAKの製造年度が比較的新しいことを祈るばかりです・・・。

KSCさんの製品はアフターサービスがしっかりされているので、もしトラブルが起こっても
直ぐに対応していただけますよ。
パーツの発注も送料は掛かりますが、2~3日で対応して頂けました。

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Pon Tore
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