RWAからエージェンシーアームズEXAピストルが発売になりました。RWAがエージェンシーアームズとローンウルフディストリビューションのライセンスの下でリリースした、RWAとしては初めてとなるGBBピストルになります。
モデルアップされたのは、アームズアセットポールヴァンダンクによって使用されているピストルになります。
さっそくレヴューをしていきたいと思います。
パッケージ
VFCのグロックなどと、似たようなちょっと小ぶりな箱になってます。エージェンシーアームズのロゴマークが入って、なかなか格好いいパッケージになってます。
付属品は本体、グリップのバックストラップ、安全説明書と簡素な感じです。中国語の説明書の裏側にはVega Force Companyの記載が。RWAがVFCに作らせているみたいですね?
外観
エージェンシーアームズ独特のスライドのセレーションとフレームのステップリングが今風のグロックのフォルムですね。グリップの刻印はLONE WOLF R&D.LLCとなってます。
アウターバレルはミッドラインフルートバレルでチャンバーにはAGENCYの刻印が入ってます。
フロントサイトは集光アクリルでリアサイトは反射セレーションの入ったタクティカルタイプの物になってます。
マガジンは手持ちのVFC G19Xと比べたところ共通の物に間違いありませんでした。もちろんG19Xのマガジンでも作動します。VFCのGLOCKを所有している身にとっては、非常に嬉しい限りです!
マガジンの後部の刻印だけは、G19Xに入っているGLOCK,AUSTRIAのの文字は省略されていました。
VFC G19Xとのサイズ感の比較です。グロック17を持ち合わせていないので、あまり参考にならないのですが。グリップを比べてみると、エージェンシーアームズのものはかなり角度が立ってスリムになっています。
ガバメント1911などを愛用しているシューターでも、違和感があまり出ないようにグリップ角度を1911に寄せているのだと思います。ちなみに、付属のバックストラップに交換すると、握りがSIGっぽくなるようです。
内部メカ
スライドのメカを見ていきますと、ブローバックユニットはG19Xと同じで、チャンバーから前はVFCのグロックGEN3バージョンの物のようです。事前の情報によると、ブローバックユニットはVFCのグロックGEN5でチャンバーユニットはGEN3と有ったので、間違いないと思います。
フレーム側のメカはハンマーハウジングなどは、共通のものだと思います。フレームサイズが違うので、ちょっと分かり難いですが。
チャンバー周りを分解したところ、チャンバーはマルイ互換になってます。チャンバーパッキンの方は画像が撮れてないのですが、Wホールドタイプの物が入っていました。
インナーバレルはブラックメッキをされた物になってます。
実射
1回目 | 69.62m |
2回目 | 69.48m |
3回目 | 67.65m |
4回目 | 67.64m |
5回目 | 66.12m |
G&GバイオBB弾0.2g、室温19.3℃、適正ホップ、XCORTECH X3200MK3にて計測。
まとめ
RWA エージェンシーアームズEXAですが、箱出しの状態でスライドを引いてみたところ、海外製のガスブローバックガンとしては軽いなぁと感じました。
それでフロンガスをマガジンに注入して撃ってみたところ、室内とは言え20℃も行かない気温なのに、見事に空撃ちでスライドストップが掛かりました。
テストしたのが冬場なので、まず撃てないだろうと思っていたんで正直ビックリしました。VFC GLOCK GEN5シリーズでもノーマル状態では、ブローバック作動は厳しいですから。(先日、G19XとG45の方はハンマーハウジング内のスプリングをAIPから出ているテンションの弱い物に全て交換しています。)
RWA エージェンシーアームズEXAを注文する時に、AIPのハンマースプリングセットを一緒に購入してしまいました。🤣 (交換する必要は無いみたいです。)
VFCのグロックと同程度の作動はするだろうと思っていたのですが、嬉しい誤算になりました。
グルーピングは室内なので7m位からのシューティングになったのですが、5~6cm位にはまとまりました。(インナーバレル清掃後)
海外製のガスブローバックガンを色々撃ってみましたが、RWA エージェンシーアームズEXAは、実射性能が良いとされる本家VFCから出ているJPバージョンモデルよりも、さらに日本の低圧ガスにマッチしているガスブローバックガンだと思いました。チョットお高いですが、珍しいモデルアップで性能の方も抜群なので、お気に入りの1丁になりました。
ホルスターもサファリランドとブラックホークを試しに使ってみましたが、問題なくホルスターに収まりました。👍
突然の書き込みすみません。現在、この RWAg17と、bell製の g17とで迷っているところ、こちらの記事に辿り着きました。
Bell製は割れるなどの情報が多く、
vfcは、独自のローディングノズルなどで
部品が無いと、一長一短でして……
RWAはvfc製とは知っているのですが、
このピストン周りは、マルイユニットに置き換え可能でしょうか。
皆さん、破損時には、まるまる買い替えると言う方が多いのですが、なんとかならないのかと思っております。
何かご存知でしたら、アドバイスお願いします。
コメントありがとうございます。RWAとBELL製でお悩みとのことですが、過去にBELLのTTIカスタムのグロックも所有していたことがあるのですが、BELL製品はマルイの劣化版が多いのでオススメはできません。RWAの方ですが、今回のモデルはAGENCY ARMSのライセンスを取ってVFCが製作していると思われます。VFCのグロックシリーズはGEN4以降ブローバックユニットも新しく改良しているようで作動の方も非常に快調になっています。
今回のRWAのカスタムモデルは、そのVFC製のグロックよりもブローバック作動が安定しています。
マルイのグロックとは、アウターバレルとチャンバーユニットはグロック19以前のモデルとは互換性がありますが、ブローバックユニットは無加工では互換性がないように思われます。
補足ですが、VFC製品のガスブローバックガンのパーツ類はストライクアームズさんの方で色々と取り扱いされていますので、一度WEBサイトの方も覗かれてみてはいかがでしょうか?
以上、私見になりますがご参考になれば幸いです。いつも、ご覧いただきありがとうございます。
大変貴重なアドバイスをありがとうございます。
迷っていたのですが、RWAにしたいと思います!!!
内部構造の画像もあり、g19xとの比較までされており、とても素晴らしいブログ内容で
助かりました!
室温19度で初速が60後半というのも
嬉しい情報でした!!
記事をまとめるのは、とても手間のかかる事とは思いますが、大変助かる情報をありがとうございます。
また、ショップの方ものぞいてみます!
アドバイスに心から感謝です!!